坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア及び腰部脊柱管狭窄症の治療

坐骨神経痛の原因はいくつかありますが、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症以外にも、梨状筋症候群や、変形性脊椎症、脊椎分離すべり症等がありますが、主な原因はやはり腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症だと認識しています。異なる原因の坐骨神経痛の治療は、共通の治療内容と、原因別の治療内容があります:
1、共通の治療内容: 当治療院は日常の治療経験から得られた最適な経穴(鍼治療時のいわゆるツボ)の組み合わせを使い、病変のある腰椎及び痛みのある坐骨神経を沿って、効果の得られる深さに達するまで刺鍼し、神経が圧迫された部位の血流を促進することによって、その部位の炎症を改善すると共に、損傷を受けた神経の修復をはかります。
2、原因別の治療内容:例を挙げると、腰椎椎間板ヘルニアの場合は、該当腰椎近辺に刺鍼またはお灸を施し、腰部筋肉を緩ませ、椎間板の「原状復帰」を促進します。
腰部脊柱管狭窄症の場合は、脊柱沿いに鍼を刺すと同時に、「ツボ灸」と呼ばれるお灸を施し、神経根の圧迫を緩和します。鍼灸で、狭まった骨の管を広げるのは困難ですが、治療実績から見ると、狭窄症による酷い坐骨神経痛をあまり長くない鍼灸の施術で、症状が完全に緩和された例が度々あるのです。
梨状筋症候群の場合、臀部に長~い鍼を刺すこと(怖がることはない!院長は累計万単位の患者さんの臀部に深鍼をしています)によって、緊張や膨隆した梨状筋をリラックスさせることによって、坐骨神経を圧迫から解放します。
ほかにもまだまだ原因がありますが、全部をここで書くのもきりがないので、ご不明なところがあれば当院までお問い合わせくださいませ。